或る闘病記

生きるって楽しい。

脅威と驚異

 

 

 

 

 昨日はクリスマスでしたね。ぼっちは何とか回避しました。

 

そういえば。

 

クリスマスの朝、やっぱり枕元にありましたよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうです。あれです。

 

大量の毛髪です。

 

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 本当に汚くてすみません。

 寝癖がついたままの髪の毛が抜けています。

まぁ、量的にはこんなのまだ序の口らしいですけどね。おそろしや。

 

 引っ張るとスルスルっと抜ける、とかそういう次元ではなくて、もはや風に煽られるくらいで抜けていきます。

 

30秒ドライヤーを当てるとこの有様。

 

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もう抜けすぎて、写真を撮らずにはいられないですね。流石にあと数ヶ月もつとは思えない...

 

正常な細胞にこれだけ効いているんだからガン細胞にもかなり効果があるのでしょう。きっと。

 

 僕はもうハゲてる人を見て笑うことはこの先ないと思います。自分の体の一部が目に見えてなくなっていくの、案外つらいね。

 

 

ところで。

 

 

予定では明日、自家末梢血幹細胞採取を行います。これは、もし今の療法で効果があげられず、造血幹細胞が死滅するほど強い抗がん剤を打つことになったとき、血球を復活させるために造血幹細胞を予め採取しておくというものです。

 

https://www.ntt-east.co.jp/kmc/guide/hematology/psc.html

 

  自分の病気に対する知識もかなり増えてきました。新しいことを知るたびに、つくづくと人間の身体の不思議というか、生物って絶妙なバランスの上に作られているんだなぁと思うし、だからこそカナメのネジが一本でも吹っ飛ぶと脆くも崩れ去ってしまうというか。

 

 

 単なる無機物と有機物の集合体に命が宿っていて、意思があって、その上動き回ってるってどう考えても驚異的というか、むしろおかしくないですか?

 

 

 まぁいいや。今日は体調も気分もいいので映画でも見て寝ます。

 

 そうそう、明後日あたりから外泊できそうです。やった。

 

それでは。最近更新遅くてすみません。

明日も生きよう。