或る闘病記

生きるって楽しい。

NHKで放送いただきました!

 

 

タイトル通りなんですが、NHKさんの地域ニュース枠で闘病の様子を少しだけ放送していただきました!

 

 

半年前の自分に「お前朝のNHKのニュース出るで」って言ったら顔ひきつるでしょうね。俺いったい何やらかしたんや!って(笑)

 

 

お茶の間が凍りつくような内容じゃなくて良かったです!

 

相変わらず顔面は凍りついてるけどね!!

何やこのぎこちない歩き方は!!

手と足一緒になっとるやないか!!!!

 

 

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(はい、ちょっとラフな感じで川沿い歩いてみようかって言われたらみんなこうなりますよマジで)

 

 

 

 NHK「京いちにち」のHPにもアップロードしていただいたので、またこのブログの最後にリンク貼っときます。だからと言ってすっ飛ばさず最後まで読んでください。

 

 

 

今日は移植の経緯について話そうかなと思います。

 

 

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どうして兵庫医科大学でハプロ移植をするの?

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そうですね。

難しい質問です。

 

もともと、僕に行われているハプロ移植というのは1998年頃から大阪大学のグループで開発が進められてきました。そして現在は小川教授と僕の主治医を筆頭に、場所を兵庫医科大学に移して行われているのです。

 

 

 広く血液内科の対象となる患者一般を受け入れている兵庫医科大学病院血液内科ですが、その大きな特徴は、国内で可能なすべての造血幹細胞移植に対応しつつ、新たな移植法の研究にも積極的に取り組んでいること。分子レベルでの病態把握が進み、分子標的薬などの導入が進む現在においても、悪性度の高い血液腫瘍の患者や病期が進行した患者が、「最後の砦」として造血管細胞移植を求める例は多く、移植が治療の重要な選択肢であることに変わりはありません。

 

(中略)

 

 同科で注目を集めているのが、小川教授が開発し、同科で臨床・基礎研究を進めているHLA半合致血縁移植です。通常、白血球のHLA型が合致していないドナーからの移植は、合併症(移植片対宿主病=GVHD)のリスクが問題になりますが、HLA半合致血縁移植は、移植後の免疫抑制療法を工夫することでGVHDのリスクを抑え、HLA半合致の血縁者(親子の場合100%、兄弟姉妹の場合75%)からの移植を可能にしました。従来の移植よりドナーが見つかり易いほか、抗腫瘍効果(GVL)が非常に強いという結果も得られているそうです。

 

https://career.m3.com/kenshunavi/ikyoku/hyogo/hematology

 

 確かにまだハプロ移植というものは国内で確立しているわけではなく、まだまだ臨床研究段階にあるといえばそうなのですが、しかしながら造血幹細胞移植の歴史を塗り替え、そして難治性白血病患者に光をもたらした凄い治療なのです。

 

 

 

 

 まぁそんなこんなで兵庫に来たわけです。

(僕の主治医はバンバン論文書いてて凄いなぁって思います。)

 

 

厳しい治療。

もちろん僕も命懸けですが、主治医も多くの患者が命を落とすところを見てきたわけで。 

 

 

いやぁ、色々考えちゃいますよね。

考えても仕方ないんですが。

 

 

 

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あ、これは今日のお昼の餃子です。

餃子で脳内を中和しときます。(ビールがあればなぁ)

京都には「歩兵」っていうとても美味しい餃子のお店があるのです。もちろん退院したら行きます。

「餃子歩兵」 公式サイト

 

(人生も餃子も、王将より歩兵みたいに攻めたいよね)

(これで落としたぞ!)

(落とせてるか?)

 

 

 

さてさて、そんな背景を知っていただいた上で見ていただけると嬉しいです!!

 

リンク貼っときます!

こちら!

 

movie-a.nhk.or.jp

 

それではおやすみなさい〜!!!!