謝謝!
皆さんニーハオ!(僕は中国語を2年も取ってたので「ニーハオ」が喋れます!)
ニーハオとシェイシェイ以外は忘れました!「皆さん」って何やったっけ。
俺に単位くれずに中国語もう1年再履修させてくれた教授、謝謝!
さてさて。
この「或る闘病記」、なんとなんと今月のアクセス数が2万回を超えました! いや1日700回もアクセスあるん? 俺そんな頻繁に更新してへんって。誰やねん何回もアクセスしてる暇なやつ(笑)
(たまに「ブログって収益化してるん?」とか聞かれるけど、そんな方法あるんやったら教えてくださいよって感じです)
とりあえず今月は2万回もアクセスがあったので当人はとても喜んでます。これがどれだけ凄いかと言うと、僕の母校であり(自称)奇跡の進学校でもあるH川高校のHPよりアクセス数が多いです。H川高校のアクセス数はせいぜい1日500回です。校長先生マジでもうちょっと頑張ってください(笑)
いやでも嬉しいな〜、これは。本当にありがとうございます。
そしてどうやら、真面目に調べて3時間かけて書いた記事よりも30分でふざけて書いた記事の方が人気なんですよね。世の中ちょろいなぁ。
というわけで、今日もふざけた記事なんで脳味噌チンパンジーのままでよろしくお願いします! 猿の人は頑張って付いてきてください!
本日のお題はこちら!
「日本における医療保険制度ならびに入院時の高額諸費用に関する問題についての考察」
です!
「何で京大にこんなお金払わなあかんねんボケ!」です。
日本は1961年に国民皆保険制度を導入し、すべての国民は何らかの公的な医療保険に加入することが義務付けられています。これにより、医療費の自己負担額は3割(6歳以下ないし70歳以上は2割、75歳以上は1割)となりました。いわゆる「3割負担」ですね。
ところが、負担額3割になるのは医療費だけなんです。個室代(差額ベッド代)や食事代等は10割負担なんですよね。
さてチンパンジーでも分かるように、つい最近いただいた僕の先月の請求書をお見せしましょう。
僕は6月28日に入院したので、6月分の請求というのは、6月28〜30日までの3日間の入院費用ということになります。
さぁ、3日間の入院費は、一体いくらでしょう?
A. 3万円
B. 5万円
C.10万円
正解はこちら!
ドン!
19万3,560円でした! 全員ハズレ!!!
(ちなみに3割負担額+個室代・食事代等がこれで、実際の総医療費は51万3,980円です! 7割分の差額32万円は税金で支払われます!)
いや、それにしても3日間で20万って何やねん!
ここはホテルオークラかな?
しかも写真よく見てください! 京大生やと分かると思うんですけど、入院費の振込用紙が学費の振込用紙と同じなんです。振込先はもちろん「国立大学法人京都大学」ですよ。なんで京大に3日で20万も払わなあかんねんボケ!
(ちなみに我が家は京大に既に学費として200万、医療費は300万くらい納めてます。私学かよ。そら総長ゴリラ呼ばわりしてもバチ当たらんやろ!)
まぁ個室代1日1万8,000円(10割負担)ってのも高いっちゃ高いんですけど、世の中にはもっと恐ろしいものがありまして。
「抗がん剤」ってやつなんですけどね。
これめっちゃ高いんですよ。
例えば僕の使った抗がん剤で言うと、
オンコビン 1mg 2,826円
ドキソルビシン 50mg 4,968円
メソトレキセート 1g 4万1,081円
リツキサン 0.5g 21万3,815円
などなど。
いやまぁ命はお金に変えられへんけどもね!!
例えば僕の場合、メソトレキセートは7月13日に4,768mg 使用したので、たった1日だけで19万6,000円です(笑)
リツキサンは7月19日に600mg使用したので、これは1日で何と25万7,000円になります(笑)
いや600mgで25万円って頭おかしいやろ!
コカインでも1gで2万円くらいやぞ!
全然、麻薬の方が安い!
(モルヒネは1本5,000円、今使ってるフェンタニルは1本1,000円くらいです)
1gで40万円やと、金とかプラチナなんてレベルじゃなくて、プルトニウムあたりの値段ですよね。オンコビンに至っては、1g換算すると300万円ですよ!
ちなみに、輸血も恐ろしいほど高くて、例えばこの血小板1袋、2時間で滴下するんですが、いくらでしょう?
(みなさんの献血で作られたやつです)
正解は、1袋で7万9,478円です!
ルイ・ヴィトンの財布が買える!
そりゃ、落とした研修医を怒りますよ〜
ルイ・ヴィトン落とされて怒らへん人います?
これを1日2本とか3本とかやってます。
今月の請求恐ろしいなぁ、、、
と、こんな感じで書くと「どうやって払うん?」みたいになると思いますが、ここから紹介するのが「これぐらいで勘弁したるから払ってくれや!」制度です。
よく知られた「高額療養費制度」ってやつですね。
被保険者(親)の年収が1,160万以上なら1ヶ月の上限は25万円強、770万〜1,160万なら17万円弱くらいにしてあげるよ〜、みたいな感じです。
しかも、4ヶ月目以降からは更に安くしてあげるよ〜って感じになってます。これなら払えるね。
でも、「安くしてあげる」というのは、「あとで返してあげるよ」って意味です。だから、京大にはどのみち何十万円、何百万円って払わないといけないんですけどね。
(払えない人のために、無利子でお金を借りれる制度も存在します)
その他にも、20歳以上なら障害年金が貰える可能性もあったり、入院保険が意外と降りたりして、結構助かってます。(入院保険はホンマに元取ってるんちゃうかな)
とまぁ、日本の高額医療費の現状と、医療費制度の紹介でした! 入院するときは参考にしてね!
病名が新しくなって確定したので、また後日紹介します! それでは今日はこの辺で!
僕はみんなの税金と社会保険料で生かされてます!
今月の総医療費は200万円くらいかな!
払ってくれてありがとう日本!
謝謝!